京都の徳正寺の庭にある茶室「矩庵」を見学する機会をいただきました。
藤森照信さんのスケッチに基づき、ご住職で陶芸家の秋野等さんが、大工工事も屋根や樋の板金もガラスも左官塗りもほとんどセルフビルドされたとのこと。
小さい宇宙。本当に美しく、優しさにあふれています。
京都の徳正寺の庭にある茶室「矩庵」を見学する機会をいただきました。
藤森照信さんのスケッチに基づき、ご住職で陶芸家の秋野等さんが、大工工事も屋根や樋の板金もガラスも左官塗りもほとんどセルフビルドされたとのこと。
小さい宇宙。本当に美しく、優しさにあふれています。
日本の中部以北にわずかに残る「芝棟」を、パリ郊外でも発見しました!!
サンレジェという中世の町並みを保存している小さな町を散歩しているときに偶然!!
何件もありました。遠野の水車小屋のように、お花が咲くのかな?
1970年竣工の芦屋ルナホール。
設計者である山崎泰孝先生が、案内してくださいました。
建物の内装が真っ黒なのは「ホールは人が主役。建物は脇役だから。」
白い線は、吉原治郎によって描かれた「〇」。
階段は、ピアノ線で釣られている。
移動させると、下を掃除しにくいでしょ、と作り付けのベンチは、有機的な形をしていて、漆の黒に近いペンキを開発して塗ったそうだ。
中は、舞台と客席の一体感が出るように設計されて、背もたれが低く親しみやすい。
様々な形に変化する舞台装置のアイデア・・・でもなかなかうまく使われていないそうだ。
こんな個性的なホールはなかなかないので、ここならではの興業があれば楽しいのに。
パリのオペラ座でバレエをみました。
この重厚な設えは、天井のシャガールが無かったら、こんな垢抜けた雰囲気にはならない。
オペラ座のバレエは、純粋な古典バレエから、最先端のモダンバレエまで様々に上演されます。
伝統に最大の敬意を評しながら、自由で新しい。
箱(建物)は、中身(精神)と等しい、と思いました。