西表島の祖納という集落に築140年の民家が保存されているのを、浦内川観光のガイドさんが、案内してくださいました。
周囲の石垣は平らなサンゴを几帳面に積み上げてあります。束石もサンゴ。
屋根は茅葺きで、軒が深く、東・南・西に縁側があり、開放的です。
赤瓦はもっと新しい時代のものだそうですが、今は西表島には、木造すら殆どありません。
西表島は、人の住める平地が少なかったため、今でも山と海しかないような本当に自然の美しい、希少な島です。
できるだけ、景観も保存してほしい、それがこの島の宝物になるはず、と思いました。