1970年竣工の芦屋ルナホール。
設計者である山崎泰孝先生が、案内してくださいました。
建物の内装が真っ黒なのは「ホールは人が主役。建物は脇役だから。」
白い線は、吉原治郎によって描かれた「〇」。
階段は、ピアノ線で釣られている。
移動させると、下を掃除しにくいでしょ、と作り付けのベンチは、有機的な形をしていて、漆の黒に近いペンキを開発して塗ったそうだ。
中は、舞台と客席の一体感が出るように設計されて、背もたれが低く親しみやすい。
様々な形に変化する舞台装置のアイデア・・・でもなかなかうまく使われていないそうだ。
こんな個性的なホールはなかなかないので、ここならではの興業があれば楽しいのに。