定年後、田舎暮らしを選ばれて、のどかな郊外に家を建てられた施主。
「タケノコ掘りに来てください」「トウモロコシができました」と季節ごとに声をかけてくださり、
また山を越えて新鮮な無農薬の野菜を届けてくださったり。
11年の間に悲しいお別れもありましたが、先日久しぶりに「素人ばかりでそば打って食べることをしますから、
皆さんで来てください」と声をかけてくださり、皆で伺いました。
元気な親戚の若者たち、次々訪ねてそれとなく気遣ってくれる優しいご近所。
誰にでも優しいお人柄に、人が集まってくるのですね。
みんなといただく打ち立てお蕎麦は、太くても短くてもつるつるおいしいこと!
住まう人が年を重ねても、家族が変化しても、いつもそこに寄り添えるような家を
これからも作らせていただきたいものだ、と深く感じた1日でした。