先日、「がもよん」を案内していただきました。
大阪市城東区蒲生4丁目は、人口密度が高くて戦火を逃れた長屋や古民家が多く残るエリア。和田さんという地元の方が仕掛け人となって2008年頃から、その古民家をリノベーションして、ひとつひとつおいしそうなお店を誘致。今ではパンフレットに紹介されているだけでも36件の店舗があり、楽しいかっこいいグルメの町に。
ぐるっと散歩したあと、優雅なアフタヌーンティーを楽しみました。良き。
yuri
チーム荒木こと、関西大学建築学科荒木ゼミの卒業生の会は、年に1回のペースで先生も参加されるゼミ合宿があります。
今回は、関西大学建築学科ご出身で徳島に事務所がある新居照和さんを訪ねました。
新居さんは、インドのアーメダバードのドーシ(コルビジェの弟子)の元で働かれたのち、1991年から徳島に戻られて奥様のヴァサンティさんと一緒に設計活動をされている、以前からお会いしたかった建築家です。
「人と自然の豊かな循環関係を再構築」というコンセプトを掲げられていて、事務所でまず案内されたのが、手作りの浄化槽。
確かに。汚した水はきれいにして、戻す。という徹底ぶり。その水を使って家の周りに巡らせたせせらぎが美しい。
1泊2日でいろいろな作品をご案内いただき、豊かな緑や、スロープによるバリヤフリーと建物を湿気から守ることをどのように両立させるか?軽やかに見せるデティールなど、とても勉強になりました。
また、夕方は90分の講義をしてくださり、スライドを元に、インドの建築の成り立ちや風土、インドでのコルビジェやルイスカーンの作品、ドーシ事務所でのお仕事、考えなど、たっぷりと良いお話を伺うことができました。
ちょうど92歳のお誕生日を迎えられた荒木先生を、みんなでお祝いすることもできました。
船に乗ったり、徳島ラーメンや海鮮を食べたり、徳島の魅力満載の企画をしてくださり、今回も大変充実した合宿。
ご準備いただいた、11期の村上さん、新居さん、はじめチーム荒木の素晴らしいメンバーに感謝しかありません。
yuri